
こんにちは!川崎市川崎区京町を拠点に活動している、ペットシッターCâlin(カラン)の池上です。
すっかり涼しくなり、秋の味覚が美味しい季節になりましたね。我が家の猫やミーアキャットのほたるも、過ごしやすい気候になってなんだか食欲旺盛な日々を送っています。
しかし、美味しいものがあふれるこの季節は、ペットたちの「誤飲トラブル」が急増する危険な時期でもあります。季節の変わり目やイベント時には、普段起きないような事故が起こりやすいと感じています。
今回は、犬や猫などのペットたちを危険から守るために、秋に特に気をつけたい「誤飲・NG食材」をまとめました。
なぜ秋は誤飲トラブルが増えるの?
秋はさつまいも、栗、柿など、家庭の食卓に魅力的な香りの食材が並ぶ機会が増えます。人間にとっては美味しいごちそうでも、ペットの体に合わない成分が含まれていたり、消化管に詰まりやすい形状をしていたりするものが少なくありません。
また、お散歩中にも注意が必要です。落ち葉に紛れて木の実が落ちていることが多く、好奇心旺盛な子はにおいを嗅いでいるうちにうっかり飲み込んでしまうことがあります。
【危険度MAX】絶対に食べさせてはいけない秋の味覚
まずは、一口でも命に関わる恐れがある、絶対に避けるべき食材です。
1. ブドウ・レーズン
引き起こされる症状: 急性腎不全、嘔吐、下痢
解説: 犬や猫にとってブドウは猛毒と言っても過言ではありません。果肉はもちろん、皮だけでも重篤な中毒症状を引き起こす危険があります。また、パンやケーキに入っている「レーズン」は成分が凝縮されているため、より一層危険です。食卓に出す際は、ペットが届かない場所に必ず片付けましょう。
2. 銀杏(ぎんなん)
引き起こされる症状: 嘔吐、痙攣(けいれん)、呼吸困難
解説: 秋のお散歩道でよく見かけるイチョウの木の下には注意が必要です。銀杏には「メチルピリドキシン」という中毒物質が含まれており、食べてしまうと神経症状などを引き起こします。匂いにつられて拾い食いをしないよう、お散歩コースに落ちている場合はリードを短く持って回避してください。
【意外な盲点・与え方に注意】気をつけたい食材
毒ではありませんが、与え方や部位によっては大きなトラブルに発展する食材です。
3. 柿(かき)
引き起こされる症状: 腸閉塞、消化不良
解説: 柿の果肉自体は少量であれば食べても問題ありません。恐ろしいのは「種」です。ペットの腸は狭く、柿の種のような硬くてつるっとしたものを丸飲みしてしまうと、腸に詰まって「腸閉塞」を起こす可能性が高いです。最悪の場合、開腹手術が必要になるため、種や皮の処理には細心の注意を払いましょう。
4. さつまいも・栗
引き起こされる症状: 喉の詰まり、肥満、消化不良
解説: 中毒成分はありませんが、水分が少なくパサパサしているため、喉や食道に詰まりやすい食材です。もしおすそ分けをする場合は、「皮を剥いて」「柔らかく茹でて」「細かく刻んで」ほんのひと口だけに留めてください。糖質もカロリーも非常に高いため、与えすぎは肥満の原因になります。
万が一、誤飲してしまった時の「3つの鉄則」
どんなに気をつけていても、目を離した隙の「うっかり」は起こり得ます。もし誤飲に気づいたときは、以下の3つを徹底してください。
1. 自己流で吐かせない
インターネット上には塩水やオキシドールを飲ませて吐かせる方法などが書かれていることがありますが、素人が行うのは粘膜を傷つける恐れがあり大変危険です。絶対にやめましょう。
2. 状況を正確にメモする
「いつ(何時頃)」「何を」「どのくらいの量」食べたのかを確認します。残骸があればスマートフォンで写真を撮っておくと、獣医師への説明がスムーズです。
3. 迷わず動物病院へ連絡する
「元気そうだから」と様子を見るのは危険です。時間が経つほど毒素が体に吸収されてしまいます。まずはかかりつけの動物病院に電話をし、指示を仰いでください。
美味しいものがいっぱいの秋ですが、大切な家族の健康を守れるのは飼い主さんだけです。正しい知識を持って、安全で楽しい秋の時間を過ごしてくださいね。
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